去る2019年8月24日(土)、[SYN:]のスタートアップを記念して長野県北部の飯綱東高原で開催された「SYN:Outside Event vol.01 in Nagano Iizuna Organic Resort」。[SYN:]をはじめとするさまざまな出店者が長野県内外から揃い、個性的で見応えのあるブースが並びました。そして会場を盛り上げたのが、シンガーソングライターの優河さんとギターデュオ「The BOCOS」のライブ。そんな五感を満たすアウトドアイベントの様子をお伝えします。

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長野県初出店となる、オリジナリティー溢れる出店者たち

会場となったのは、飯綱東高原オーガニックリゾートが運営するカラマツ林に囲まれたオートキャンプ場。スタートは13時とゆっくりめだったため、のんびりとした時間が流れる木立の雰囲気も相まって、会場全体に穏やかな雰囲気が流れるなかでの開始となりました。 客層は老若男女、実にさまざま。地元の人、遠方から足を運んだ人、家族連れやカップル、年齢層高めのグループなど、想像以上に幅広い層が集まっているのが印象的でした 。

[SYN:]は今回が一般の方への初お披露目。ブースを構え、1日限定でオープンしたショップでは、訪れた人が興味深そうに手にとったり、説明を聞いたりと、デザイン性だけではなく機能性の高さに関心を寄せている姿も多く見られました。

ほかにも出店ブースには、[SYN:]のクリエイティブディレクター・梶原加奈子が北海道の森のなかに開いたテキスタイルにまつわる複合スペース「COQ(こきゅう)」や、こころとからだに向き合うマインドフルなオトナ女性のためのヨガウェア「ayurshantee」 、国産素材やオーガニック食材を基本とした無添加のお菓子を作る埼玉県の「PAS DE DEUX」、大分・湯布院にある、旅と音楽、雨を愛するお店「CREEKS」から生まれた和洋折衷のお菓子を提供する「ジャズとようかん」など、長野県初出店となる面々がずらり。

特に、オーストラリア産赤身牛肉や野生酵母で作ったパンなど食材にこだわったグルメバーガーを提供し、都内でも大人気の「GOLDEN BROWN」は、長野県では滅多に食べられないうえ、交通事情によって到着が遅れたとあって、販売開始直後から大行列が。1時間ほどで完売してしまうほど好評を博しました。

長野県内からもユニークな出店者、心身ともに癒されるワークショップも

また、県内からも、人気ベトナム料理専門店「チャオゴン」や、昭和59年度生まれの長野県の酒蔵跡取り5人が結成した「59醸(ゴクジョウ)」、スパイス料理やBBQ等の肉料理が楽しめる上田市のホステル「hostel mog」、英国スタイルの花を基本にブーケやアレンジメント、ドライフラワーなどを提案する善光寺門前の花屋「flumina・flumira」、須坂市でオーダーメイドによる靴の製作・販売を手がける靴工房「クラデアルテ」など、幅広い出店者が集合。

本とドリンクを販売した「ch.books」では、[SYN:]で新たに展開予定である開発中のお茶も販売し、比較的年齢層が高い世代が特に多く買い求めているようでした。

ほかに、長野市で山岳ギアや道具類、アパレルを扱うアウトドアセレクトショップ「NATURAL ANCHORS」では、パラコード(パラシュートコード)を使ってアウトドアアクセサリーを作る評判のワークショップも実施。また、店主の戸谷悠さんは、開場に先立って行われた「ヨガリトリート&トレッキング」のツアーで地元トレッキングガイドも担当しました。ヨガインストラクターを務めたのは、自然とひとつである日本古来の感覚に気づく「和ヨガ」のデモンストレーターでもあるtamakiさん。オートキャンプ場とはまた別の会場で、自然と一体となって心身ともにリラックスできるようなプログラムが行われていました。

さらに会場では、ワークショップなども。東京を拠点に出張整体を行う「万力春乃」や、長野市のデザイン制作会社・エイブルデザインによる吹き矢体験など、ユニークな出店者が注目を集めていました。 なかでも目を引いたのが、ファンタジーの世界を創り出すイラストレーター・tomoyaartsによる、カラフルな糸くずを使ったモンスター作りのワークショップ。靴下工場で廃材とされていた糸を特殊な針で縫い付け、自分だけのオリジナルモンスターを作るという独創的な発想から生まれたものづくり体験で、小さな子どもから大人まで夢中になって作業に取り組んでいる様子が見られました。

会場をひとつにし、温かい空気に包まれた音楽ライブ

そしてなにより、ハイライトのひとつともいえたのが、会場の特設ステージで行われた優河さんと「The BOCOS」のアコースティックライブです。

「The BOCOS」はコーヒーを飲みながら聞く音楽をテーマに、カフェライブを中心に活動しているギターデュオ。やさしい音色と歌声が森に響き、心癒されるひとときでした。

優河さんのライブは、第一声からノックアウトさせられるような歌声の力強さと温かさを感じ、独特の世界観と表現力にすっかり引き込まれました。

アンコールは、優河さんと「The BOCOS」のセッション。「The BOCOS」の市川和則さんによるユニット「羊毛とおはな」の楽曲『揺れる』を演奏し、明るく軽快なサウンドに、オーディエンスは心地よさそうに体を揺らしながら手拍子を繰り出すなど、会場全体の空気がひとつとなるような一体感に包まれました。

こうして幕を下ろした「SYN: Outside Event vol.01 in Nagano Iizuna Organic Resort」。予報では不安だった天候にも恵まれ、なんとイベント終了と同時に雨が降り出すなど、まるでイベント中だけ雨雲がよけてくれたかのような幸運な展開でした。

[SYN:]が立ち上がってから初めてのイベント企画ということもあり、試行錯誤しながらの開催となりましたが、心地よい森の空気とやさしさを共有した時間は、一人ひとりの心に残るものとなったのではないでしょうか。

[SYN:]はまだまだはじまったばかり。これからもさまざまな展開が広がっていきます。

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